我が家はそろそろ購入から2年というところで、東京ガスからTESメンテナンスサービスの案内がきました。
結論から言うと我が家では「いらない」でしたが、数年経過したら加入しても良さそうなので記事にまとめてみます。
はじめに
本記事では2022年5月時点での情報をまとめたものなので、最新・詳細情報は東京ガスのTESメンテナンスサービスをご確認ください。
home.tokyo-gas.co.jp
TESメンテナンスサービスの概要
- 設置15年以内の「東京ガス温水システムTES」を対象とする。
- 対象機器
TES熱源機(ハイブリッド給湯器を含む) ・床暖房・浴室暖房乾燥機・TESエアコン・暖房専用放熱器・リモコン・太陽熱パネル(一部機器は対象外)・貯湯タンク
- 対象外
配管設備(暖房・追焚・給湯・給水)・信号線・食器洗浄機等一部機器・床暖房仕上材
TESメンテナンスサービスはいらない
我が家の場合、購入から2年のためA料金が適用されます。
一般的な家庭のため、熱源機1、給湯器1、床暖1といった感じです。
(グリルもありますが対象外機器)
総合的に判断した結果「いらなくね?」 という結論に落ち着きました。
(メリット・デメリットよりも、後述する免責事項に起因しますが)
約款
東京ガスTESメンテナンスサービス契約 約款 (点検・修理・買替特典)第5条 を見てみます。
(1)契約対象機器について本契約期間内に故障が発生し、弊社が点検・修理を行った場合、その費用(出張点検料、技術料、交換部品代(空気清浄フィルター等の消耗品を除く)、および別途料金(駐車場代、出張点検料に係る休日割増料金等))は、無償となります。
要は作業費などは基本的に無料だけど、「空気清浄フィルター等の消耗品」はお客さまで負担しろってことですね。
(2)お客さまが所有している契約対象機器以外のガス機器(契約対象機器と同一のガスメーターで使用するガス機器に限ります。)に故障が発生し、弊社が点検・修理を行った場合~
今回持ち込みはないので(2)は該当なし。
(3)(1)項の規定にかかわらず契約対象機器のうち熱源機が設置後10年を経過している場合は、その熱源機を含む契約対象機器については、交換部品代のうち税込み3万円までは無償となり、その超過分はお客さまに負担いただきます。
10年経過後は、交換部品代が3万円を超える場合は要負担とのことです。
(4)お客さまが、熱源機を弊社または弊社の委託取引先企業から買い替えた場合、前項の年数は買い替えた日から新たに起算します。
(5)お客さまが、放熱器のみを弊社または弊社の委託取引先企業から買い替えた場合は、(3)項のとおりとします。
これはまぁそうですよねっていう。
(6)次の各号の故障等に対する点検・修理はすべて有償となります。
①お客さま、または第三者の故意、過失または不当な取り扱いにより生じた故障
②お客さまが弊社の承認を得ずに契約対象機器を改造し、または弊社指定の部品以外の部品を使用して生じた故障
③お客さまが弊社の承認を得ずに契約対象機器を移設して生じた故障
④契約対象機器の故障により他の財産に生じた故障もしくは損傷等
⑤温水搬送部材の経年劣化による損傷等
⑥異常電圧、天災地変(暴風雨・雷・地震・浸水・雪等)等不可抗力により生じた故障
⑦前記各号の修理を弊社以外が行った場合に、その修理作業に起因し生じた故障
⑧お客さまにて取り換え可能な消耗品類(電池、五徳、焼き網、排気パネル、フィルター等)や別売品等に起因する不具合
ん?我が家のコレはアウトでしょうか?
nagoya21.hatenablog.com
セーフよりのアウトじゃない?
中身は弄ってないから(震え声)
別に改造したわけではないですが、電圧が下がったとか何とか難癖つけられそうですよね。
年1回の定期点検で「えっ、それは・・・(困惑)」と一悶着ありそう。
メリット・デメリット
機器の寿命
色々調べてみると、ガス機器の寿命は以下のようです。
- ガス給湯器の寿命は10~13年程度
- ガス床暖房の寿命は30年程度(故障は熱源機や配管に起因することが多い)
修理費用例
他社のHPなどで調べてみたところ、相場感としては以下のようです。
出張費 | 技術料 | 部品代 | 合計 | |
燃焼系 | 2~3千円 | 5~8千円 | 8~20千円 | 17~33千円 |
電装系 | 2~3千円 | 3~15千円 | 1~28千円 | 6~46千円 |
装置系 | 2~3千円 | 3~30千円 | 2~25千円 | 8~58千円 |
水流系 | 2~3千円 | 5~12千円 | 3~20千円 | 10~35千円 |
リモコン | 2~3千円 | 6~15千円 | 8~20千円 | 16~38千円 |
評価
10年目までは東京ガスが全負担なので、壊れたときに都度4~5万円払うよりは加入していた方が安全そうです。
ただし、さすがに4~5年程度では壊れないと思うので、コスパを考えるとC料金で途中加入した方が良いかもしれません。
10年目以降は東京ガスが3万円しか負担してくれないのが気になりましたが、上記の修理費用例をみると部品代は3万円以下に収まっていそうなので、そこは安心のようです。
できれば15年経過前に寿命がきて、部品がなく買替特典を使用できるケースが望ましいですが、販売数の多いエコジョーズやエコキュートの場合、10年経過しても部品が残ってそうなので、その場合買替特典は使用できません。
のらりくらりと修理して、ギリギリ15年目を迎えるやつね!
15年過ぎたらどうなるの?
契約は無事満了ね。あ、買換特典は使う必要なかったね?(ニッコリ)
結論
ガス機器が壊れそうな気配を察したら加入すべし。
(それが難しいのですが)
前触れとしては以下のような現象が起き始めると寿命が近いようです。
- 給湯温度が安定しない
- 給湯器内で異音がする
- 湯量が減る
- リモコンのエラーコードが出る
- 給湯器から黒い煙が出る
黒い煙はヤバい!不完全燃焼だから早く交換して!
壊れそうな予兆を察知して、6年目からなど期間を区切って計画的に加入するのが良さそうですね。地震に備えた保存食などはこちら⭐️
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