新米ワーママパパのQOL向上!

元SEである著者が、育児とQOL向上を目指すブログ。1歳・4歳児との日常。2022/4/26開始。

通学路の車のスピードを規制したい!走り屋みたいな危険運転の対策

我が家は都内在住なのですが、近所で気になってることが一つ。
車のマナーが悪い!(一部)

住宅街なのに、明らかに30キロ以上飛ばしてる車を見かけるときがあります。
渋滞しがちな幹線道路の抜け道になっているせいだと思いますが、近所の小学生が集団で登下校している道なので心配になります。


通学路の交通事故

3月に名古屋市瑞穂区で信号無視の車にはねられて9歳の女の子が亡くなる事件がありました。
子供が亡くなる事件は本当に心が痛みます・・・

www.tokai-tv.com

実は私、まさにこの近くが出身で、事故現場横の萩山中学校が地元の母校でした。
なぜ?と思い起こすと確かにこの交差点は危ない。

  • 見通しが悪い
  • 大通りじゃない方の道は交通量が少ない
  • 信号の待ち時間が長い

という悪条件が揃っているので、思い返すと良く今まで事故が起きなかったなと。
だからと言って信号無視する輩は万死に値しますが!

我が家の近くもここまでではないですが、事故が起きてからでは遅いので、何か対策をしてほしいです。


日本の運転マナーの悪さ

日本は全体的に運転マナーが悪いですよね。
横断歩道で人が待ってるときに、どのくらい車がとまるかを調査したところ、なんと8割が止まらないとのことでした。

www.google.com

以前、新婚旅行で行ってきたニューカレドニアは、横断歩道で止まってくれる確率は100パーセントでした😄

こういうところに民度が出ますよね。
日本はマシだと思ってましたが、煽り運転等のニュースを見ると大したレベルじゃないです。

幸い、若者の車離れというか、加害者になりたくないという気持ちで車を持たない人も増えているので、20年後にはもう少しマシになっていることでしょう。


通学路の車のスピードを規制したい!

意識レベルは啓蒙活動で気長に何とかするしかないとして、即物的に改善する方法はないか。
色々と手段を調べてみたところ

  • スクールゾーンの導入
  • 一方通行の導入
  • 信号機の設置
  • 歩行者路側帯の設置
  • ハンプ(段差)の設置

などの方法がありそうでした。

スクールゾーンの導入

区のFAQをみると

「スクールゾーンの指定については、学校・教育委員会・地域住民・道路管理者・警察が協議して決定します。その中で交通規制(時間)に関しては、所管の警察署(交通課)へお問い合わせください。

とあります。
はっきり言って誰が意思決定者か分かりません。

何年もたらい回しにされそうな感がヒシヒシとします。
恐らく最終決定は警察ですが、行政からの要望という体で決定するのだと思います。

最速RTAを目指すなら、町内会長とPTA会長、学校長に話を通しておき、区議に依頼するルートですかね。

行政は基本的に動きが悪いので、体裁が整うまで何もしてくれないと思いますが、議員から教育長に一声掛けるだけでトップダウン案件になるので、一気に進む可能性はあります。

残念ながらうちはまだ保育園児なので、現時点ではあまり使えない方法です。
また、スクールゾーン設定により、地場の建設会社が朝に車を使えない事態に陥るので(個別に通行許可を取って貰えばいい話ですが)政治力で敗北しそうです。



一方通行の導入

東京都のルールは不明ですが、他市のホームページを参考にすると

  • 判断及び決定権者は警察(公安委員会)
  • 運送会社、消防、学校関係者に聞くなど、綿密な調査を行い決定する
  • 周辺部に影響するため、関係する地域の自治会等の要望書が必要
  • 役所経由のルートもありそう(年一回などでまとめて役所→警察署に提出)

ということのようです。
NHKの調査も役所ルート以外は類似の内容でした。
www.nhk.jp

こちらも最速RTAを目指すには難解ですね。
我が家の近くは複数の学校が存在するため、綿密な調査とやらを行ったとして、消極的な意見が出てきたら現状維持に落ち着くであろうことが容易に想像できます。


信号機の設置

こちらも一方通行と同様、警察の判断によりますが、近隣の信号との距離、時間当たりの交通量を主な判断材料としているようです。

そもそも信号機をつければ解決なのか?という問題もありますね。
点滅信号をつけたところで、黄色なら突っ込んでくることが想像でき、逆に危険です。

警察も総合的にみて何が最善かを検討してくれるようなので、注意喚起の看板を立てるとか、一時停止を増やすなどの対策を取ることが多いようです。


歩行者路側帯の設置

完全歩行者分離なら安全ですが、そもそも住宅街で道幅は広くないので、白線を引くだけでは大して効果がないですよね。

だいたい児童は気をつけて歩いているんです。
そこにわき見運転の車が突っ込んでくるので
改善したいのは、交通量と車のスピードです!


ハンプ(段差)の設置

道路に段差を作って減速を促すもの。
個人的には、これが一番有望そうです。

  • トラックが多いので積み荷を崩したくない
  • 車高の低い改造車がフロントを削る

といった理由で、自主的に交通量が減ることが期待できます。

調べてみると、警察と自治体が協議して設置するみたいですね。
大阪府警のHPをみると

平成29年8月、大阪府豊中市柴原町付近の通学路にハンプが設置されました。

これは、平成27年5月に発生した交通事故の発生を受け、豊中市大阪府警が連携して交通安全対策の検討を進め、事故現場周辺にハンプの設置や歩道、横断歩道の整備などの対策を実施したものです。

とあります。
相変わらず死亡事故が起きないと動かない系ですが、八街市の事例もありますし、そろそろ前もって動いてほしいですよね。

沖縄県宜野湾市のHPを見ると、ハンプの設置要求に対して以下の回答が載っていました。

ご意見のとおり、生活道路において、歩行者又は自転車の安全な通行を確保するため、自動車の速度を減速させるとともに、自動車の通行を安全性の高い幹線道路等へ誘導する手段としてハンプを設置する方法があります。 
しかしながら、ハンプの設置は、近隣住民、自動車の運転手、歩行者等に影響を与えるものであり、受け入れられない場合もあることから、地域住民からの支持が必要と考えております。

結局のところ、行政を動かすには「地域住民の声」という体裁が必要なようです。
実際、予算を確保したり「なんで他より優先したんだ?」とか突っ込まれないためには、○○自治会の強い要望により~という理由付けが必要なんでしょうね。

別に全住民の了解を得る必要はなく、自治会や近隣学校のアリバイ作りさえ出来ていればクリアできそうです。

ただし、大阪府の事例のとおり、周辺一帯に設置するようなので、たとえば「家の前の道路一カ所だけ」という要望は通らないでしょう。

最初はあくまで地域全体の要望として取り扱い、いざ具体的な検討に入ってから、個別の設置場所を決めることになるので、それまでは我慢です。


交通事故発生マップの活用

警視庁が公開している交通事故発生マップで、過去2~5年程度の事故発生マップを見ることができます。

www2.wagmap.jp

危険な通学路がある場合、実際の事故発生状況を確認できるので、警察や行政に相談するときの材料になります。

表示条件

マップに表示する条件を選択可能です。今回は歩行者の事故をメインで選択してみます。

事故発生マップ例(北千住駅付近)

住所で検索が可能ですし、マップをカーソルでも移動できます。
今回は北千住駅付近を表示してみました。

やっぱり事故が多い!

なぜ足立区を選んだし

ひったくりのメッカだからね

幸い死亡事故はなさそうですが、負傷事故はあちこちで起きてます。

凡例

マップに表示されるマークの凡例はこちら。

通学中の交通事故を防ぐために

教習所で習ったと思いますが、
車から見ると全く見えないんです。(特に夜)
地味なカラーリングの服を着ると尚更!

反射材の服を着てようやく存在が認識されるので、夜出歩く可能性があれば、服やカバンに反射材はつけとくべきですね。

見た目はダサくても安全性に勝る理由なし!


AIを使って正しく守ろう交通ルール(番外編)

警察は人手不足だなんだと言いますが、せっかくドライブレコーダーがあるんです。
車も走行情報を保持してるようですし、いつまでも人海戦術に頼らず、そろそろ近未来に近付きませんか?ってお話。


レベル1 運転中のアラート

マップや標識情報をもとに、速度超過したらアラートを出す。

自動運転の前に実現できそう。
ネズミ撮りにマンパワーをかけるより平和です。
ただし、すぐにアラートが出てしまい、悪質なドライバーほど効果がなさそうなことが問題ですね。

レベル2 警察に自動通報

速度超過や違反行為を検知して、映像と位置データを通報する。

前後の車の映像だって送れますし、道端の暴力事件なども通報できますよね。

煽り運転のカチンとくるけん男とか、どうせ余罪ゴロゴロなんだから小さい事件で捕まえとけば良かった話。
自分のドライブレコーダーに一部始終が映ってるレベルですよ。

共謀罪と同じく、国民の監視がと界隈から物言いがつきそうですが、一般国民は歓迎する話です。

レベル3 AI裁判&行政執行

データの自動収集を行い、違反行為があれば即・AIによる簡易裁判のち免停の執行。

定形業務の自動化ということで(ディストピア風なことを除けば)最適なソリューションです。
日本ではムリですがお隣の国なら出来る!
というか監視カメラで既にやってるまである。

なお、党的変数の忖度コード実装に伴い、使用用途は主に一般人民・少数民族の「正しくない行い」の摘発となります。

ここまで来れば国家的DXは成功と言えますね!

このような「あかるいみらい」のため、警察庁国土交通省はぜひご検討のほどよろしくお願いします!

AIが反乱したら豚箱送りよ!

やべぇ、やべぇよ(焦り)

シンギュラリティは近いわ



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